時代としては順不同になります。CDの時代を迎える前にスピーカーやレコードプレーヤー、カートリッジも変わっているけれど、それを順繰りに書いていくといつになっても現代にたどり着かないので、まずは初めてシリーズを完結します。
CD初体験はオーディオフェアのソニーブース。
知らないオジサンが試聴して「デジタルは音が、、、」「アナログの方が、、、」とブースのお兄さんに絡んでいて、あまり人のいない平日なのにいつになっても音を聴かせてもらえない。で、血気盛んな学生の私は
「アナログレコードは生まれて何年たってる?、今生まれたばかりの試作機の音で評価しないでこれから良くなっていく事を楽しみにするべきでしょ?」
生意気ですねぇ、ソニーのお兄さんに頭下げられちゃいました。
で、試聴の印象は。。。。良くない(笑)
今にして思うと、その当時のアナログレコードはプレーヤーもアームもカートリッジも今も持っていて、90年代初頭の中々の高級なCDプレーヤーよりも良い音を奏でている。生まれたばかりのCDでは不満の方が大きいのは当然というか、嬉しい結果でした。
1年後くらいかな、購入したCDプレーヤーがこんなやつ。
当時、オーディオだけでなくビデオにも興味を持ち始めて、バイト代つぎ込んでビデオデッキも購入。
実際にはパイオニアブランドではなく、OEMのマランツ(型式LV--1CDだったような?)の物で、少し値引きが大きかったから。そして、ビデオはソニーの名機SL-HF-900! のOEMパイオニアブランド(型式VX-9だったはず)、こちらは電源コードが太かったりと差別化されて、さすが音響製品のパイオニア、さらに少し値引きが大きかった(笑)
ブランドにはさほどこだわりは無いんでしょう、新品だし同じものなら安い方が良いや、って事です。
動画の時代になり、サラウンドに手を出したりして徐々にオーディオからAVになって、そして飽きてしまいます。
今もDVD使う位はしますが、趣味というほど興味が無いので今後あまり触れることは無いと思います。
この機種を選んだ理由は、LD見られるというのももちろんあるのですが、当時のオーディオ誌で音が良いとの評価だったからです。でかくて重いのです。
アナログ的に「モーターがLDを回転させるくらい強力で、電源にも余裕があるからか?」などと書かれていた気がしますが、そんなもんかね?
操作性はともかく、音には不満は無かったですね、アナログと違っていじりようもないし、サラウンドなどに興味や投資が移ってしまいます。
しかし、CDに愛着が無いというか、アナログ以下としか思っていなくて、CDの高級機に興味を持つこともなくその後10年近く使い続けます。