ソニーのXL-30がサブシステムの常用機になっている。
業務使用ではないから手違いで折らなければ一生物だし針が折れたら別のお気に入りカートリッジを使うだろう。切実な問題ではないけど気に入っているので交換針は確保しておきたいと思っていた。
困ったことにXL-30用の針ND30の流通はかなり少ないと思う。
音が出れば良いのならばXL-20(聴いた事ないし本体を見たことも無い、超レア物?)用のナガオカ製があった。ナガオカ製ならXL-30用があれば確保しておきたい。JICOのリストには設定があったが楕円針(安いので無垢ダイヤではないだろう)は在庫なし、ボロン/SAS針は在庫あるけど高すぎる。
先日みつけて、「純正に違いない!」と勝負!!!
ケース付き開封済み、動作未確認(そりゃそうだ、針だけ出品だし)新品かもしれない、との説明だったけど汚れが針についていたので使用歴はあり、でも軽く掃除したら新品同様。綺麗な角柱無垢ダイヤ楕円針が確認できて一安心。
動作確認のために使用中の物に差し替えて、、、と、あれ、短い?ノブの青色の色合いも日焼けなどでなく微妙に違いがある。
予定外に楽しんだ外観の観察を終えて音出し確認。少し元気に聴こえるな。新旧どっちが好みかというと、これまでの長いカンチレバーの方が好み。しばらく使って動きが良くなると微妙に変わるだろうし、ま、仕方ない、問題なし、とする。
カンチレバー長さの違いは1mm程、並べて目視で解る。組付け時のばらつきというには大きいよなぁ、仕様変更?交換した途端に少し元気になると嬉しいもんねぇ~(笑)
カンチレバー自体は質感からして同じ物、チップも同形状。社外針の純正ケース入りじゃなくて良かった。
樹脂の色が違うのはロット違いだろうね。
樹脂部品への印刷関係の仕事をしている友人が以前にソニーは指定色インクで試作したのに担当者に「もう少し赤みを、、、」などとダメ出しされることが多い、といっていたが、その対策として、、、、、以下自粛。まったく同じ色はできないって事。
しかし、こんなに違うかぁ、音は重要だけどノブの色はテキトーでも良かったのか、担当者がテキトーだったのか。そもそもボディの日焼けしてない部分の色と比べても2個とも色が全然合わない。「青系の色で統一」って事で!(笑)
これまでの物はケース入りシール付き未開封だった。
今回の物は開封済み。「交換して元の針をケースに入れておいた」の可能性もあるけどそれにしてはカンチレバーが綺麗なので、「XL-20に使ってみたけど、もったいなくて外してしまい込んだ」かな。「XL-30のスペアパーツとして購入して新品との音の差を確認後に保管した」という可能性もあるか。。。
答えのない事を推理するオーディオ。
ともあれ貴重な純正針を入手出来てラッキー。