ハーマンカードン T615 1981年頃 65000円
もうシンセサイザー式は買わないつもりだったのだけど、最近プリアンプを使い始めたハーマンカードンの見かけないモデルなので「どんなもんかな?」と、なんとなく買ってしまった。
電源入る事以外未確認、勝負!!!って、誰も競ってこない格安落札、不戦勝ですな。あれ?もしかして超不人気でダメな機種?と不安になる(笑)
チューナーのお手入れは木曜日の夜までに。金曜日はNACK5小林克也のファンキーフライデーを聴きながらが「連続動作試験」するのが良い。その時に好きな曲が流れたらそれはきっと良いチューナーだから。
丁寧な梱包で到着、「精密機械」や「上積厳禁」のシールも貼ってあり緩衝材は私的にはやや少なめだけどヤマト宅急便なので安心感あり。
箱を開けると汚れて古びた外観、仮接続で動作確認してみる。本体裏に付いたAMバーアンテナでの感度は普通(鉄骨の建物なんで環境の問題)だが、FMアンテナを繋ぐと感度は充分良い(シンセ式では当たり前か?)、受信モードの切り替えプッシュスイッチに少しガリがあるけど接触不良で音が出ないという事もない、普通に動作する。
当り、だな。
この時代F端子はまだないのかね?舶来品であることを考えると国産メーカーと価格的には同等で特に高価ではないけど、機能等々を見ると国産なら中級機の上の方かな?
多機能は要らないので私にはちょうど良いけど、、、
重量3.5Kg、同時期の同様の国産機も同じ程度、どこかの日本メーカーのOEMなんだろうとは思うけど、深く追及しない。
密閉されているので汚れていないだろうけど、中が見たいのでカバーを外してみる。
天板外したら下にスリットがあることに気が付いた(裏返して見ろよ、って事ですけどね・苦笑)けど中身はうっすら埃がある程度。部品はみっちり詰まっていないが、がっかりするほどスカスカでもない、高級機のオーラはもちろん無いけどこんな物でしょう。
例によってF端子を追加。
内部の埃をエアーで掃除して目視点検後に外観を掃除したけど極上とまではいかず、ボタンの腐食など古びた感じは残ったが、酷い傷もなく使っていて気になる物ではない。
メモリーも簡単操作だし、シンプルで使いやすいと思う。残念なのは固定/可変の2出力でないこと。サブシステムで使うので複数のアンプに繋げたいんだよねぇ。
harman/kardon Citation23 FM/AMチューナー - 音遊び~オーディオのブログ
音は現在多用しているCitation23より解像感は少しぼやける感じで劣るけど聴きやすくよく似た音。
今更新旧聴き比べてどーする(笑)