音遊び~オーディオのブログ

 ガレージで楽しむ古めのオーディオ

Acoustic Solid Solid Machine その5.5 AC-3000MCとDA-307用の道具作りとアームベースの端材

 Solid Machine ではアーム周りを頻繁にいじる予定。

 

 

 

 弄りながら、部品を作りながら、作業しながら思いついた使いこなす為、楽にいじる為のアイディア、自己満足であろうこだわりの部品、先を急がずに全部クリアー、準備がやっと終わった。

 後はアームを取り付けて微調整して本格的に使うだけ。長かった、けれど楽しくもあったので切ない感じもあるけど どうせ使い始めてから何かやりたくなるから感傷的にはならない方が良いな。

 

 設置場所から動かさずともアーム取り付け部剥きだしなので色々と出来る。この自由な部分も導入の大きな理由なので、加齢と共に擦り減ってしまった「やる気」に頼らず気分次第で出来るだけ「気軽」に使いたい。

 トーンアーム用の工具を自作

 欲しい工具は横からナットを回すオープンスパナの短い物。

 サイズが一般的でない事もあり市販品で適した物は見当たらない。簡単なNCデータを作ってレーザーで3mmの鉄板から切り出す。。。レーザー切断機、持って無いんだよねぇ。

 

 なので「端材」でテキトーに製作。

 鉄板の端材を溶接して作った不細工な物。

 ラックから降ろさないで作業する前提だしそれほど大きなトルクはかけないから取り回しの良いサイズ。家具購入時のオマケに付いてくる鉄板プレス打ち抜きの使い捨て工具レベルで実用には充分。

 3mmの鉄板を時間かかるけど手作業で切って削ればもっとカッコ良く出来るけど、そんなにがんばれないな(笑)

 カッコよく切り出した物が市販であるなら、1000円なら買う、3000円なら悩む、5000円なら買わないで何とかする。個人的にはそんな感覚です。

 あ、メーカー純正の刻印入りで1万円なら所有欲で買うかも?(笑)

 

 いずれにしても規定トルクがある訳じゃない、こういう感覚に頼る部分は若い頃から「見て、触って、手で覚える」が当たり前で既に違和感なく染みついている。

 でもね、今は数値化するべきか、「グイッと締めればOK」だと苦情の理由になる?面倒だね。数値化して取説作るためにコストがかかるので今時のアームはコスト上乗せして高く売らなきゃいけないね。

 

 しかし、なぜ、トーンアームの取付ネジのサイズは普段見ないサイズなんだろう。そんなところでオリジナリティとか、特別感とか演出してるんだろうか?

 

 ココからはツラツラと考察、殴り書き。

 

 オーディオクラフトのアームの取付ナットは取説では「スタビライザー」と記載されている、安定機って事でデカくて重い。

 ネジはM35P1.0という手持ちのタップ下穴規格表にはない細目。なのだが、調べてみるとプラグゲージというネジの精度確認用の工具は流通している。水洗トイレの給水配管や洗面化粧台の中の排水配管等、真鍮にメッキしたパイプのジョイント部分がこういうサイズなんじゃないかと思ったけど詳しく調べていない、興味ある人は深く掘り下げてください。

 スタビライザーは2面幅50mmの六角形。こんなサイズの工具は持って無い。

 スプリングワッシャは入らず平ワッシャを下側に入れて取り付けるよう取説で指示してある。

 

 締め付けトルクはサイズやネジ強度で範囲が大きい。

 記憶では鉄ネジM6P1.0で0.5Kgf・m、M8P1.0で1.0Kgf・m程、強めの設定ではM8P1.0で2.1Kgf・mというのがあるがこれは高強度ボルト。

 大きな径のボルトで細目のP1.0ならば一般的にそのネジ山が小さいので強度のある材質になっていないと同じトルクはかけられず並目より低いトルクと考えた方が良いだろう。

 過去の記憶によると真鍮ネジは概ね鉄の2割減。オーディオクラフトのネジ側は真鍮だ。大径だからと2面幅50mmの建築現場で使うようなゴツいスパナでグイッとやれば壊れるな。水道排水管のジョイントの締め付け具合程度で充分だろう。

 

 一般的なプラスのハンドドライバー1番の持ち手よりも太い、2面幅50mmというナットが掴めれば実際には工具要らず、手で持ってグッと締めればOKだ。

 平ワッシャしか入らないので締め付ける寸前までスルスル(回る感触が滑らかで気持ち良い、精度が良いんだろうな)と回せるし、普通のナットと違って長さもあるのでキャビネットタイプに着けるとしても下側を持てる場合が多いと思う。

 なので今回も手で締めて、、、だったのだけど、ラック上に設置した後でアームの角度を変えようと思うと奥側のアームは腕を伸ばして作業するので力が入らない。

 それなので、上記の短い工具を最後の「グイッ」の為だけに作った訳だ。

 

 オーディオクラフトの50mmは許せるんだよ、このデカいスタビライザーを使いたい為の大きなサイズなんだから。

 手で締めりゃ良いんだしね。これだけデカくて重いと振動で緩むなんて事もない。作った人はトーンアームを使うという事に思慮深い人だったはずだ。

 

 デンオンDA-307、これのネジはM20P1.0でナットの2面幅25mm。

 24mmで良いだろ?26、27mmってのも一般的には多いぞ?他のデンオンアームも同じサイズなのかな。単品でアームを買うと簡単な工具が付属したりしてたんだろうか?

 25mmってのは嫌がらせとしか思えん。

 ギザ歯のゆるみ留めワッシャが入るので締め付け(感触は極普通のネジ)は最後の方でグッグッグという感じに力を入れて回す必要がある。薄いナットなので以前使っていた時の分厚い積層合板のキャビネットでは丸穴の奥(DP-3000/3750とかの純正も穴の奥)で横からアクセスできず、ケーブルを外せば使えるディープソケットを購入した。

 こんなもの原付バイクのオマケ工具のプラグレンチみたいな簡単な物で良いので、丸パイプをアセチレントーチで絞って、、、だけど、、、あれこれ考えて作るよりも市販品があるなら買った方が早く確実、25mmの真面目なメーカー(しかなかった)のディープソケットは高かったよ、滅多に使わないのに。。。DK-300の時はアームボードを取り外せば横からアクセスできるのでモンキーレンチで充分だった。

 ここは今回横からアクセスでき、ケーブルを外さないでチョイずらすとか出来るという事だ。ショートスパナを買えば、、、25mmなんて選択肢がない、格安品があれば切って短くするんだが見つからない。ま、オーディオクラフト用を作る事にしたのでついでに作った。

 DA-307はすっきりした外観と特徴的な針圧調整機構が気に入っているんだけど、取り付けや適正カートリッジコンプライアンスなどは過去の縛りから抜け切れてないんだろうな。

 

 こんなことやってるとテクニクスのM4ネジ3本で挟み込んで固定する方法は優れた方法と思える。デカい穴あけが大変だけど使いやすい高さ調整機構の代償と思えば全然OKだ。

 

 廃材でスパナを作ったけど、新たなる廃材が。

 

 くり抜いて余ったアルミ板

 オーディオクラフトとテクニクスは穴径が大きいので、ホールソーでアームベースに穴あけ(工具の使用厚み限度を超えているので色々と工夫、危ないので良い子は真似しちゃいけません!なやり方)してできたアルミの円盤。

 何かに使えそうなので周囲のバリだけは軽く削って綺麗にしておいた。

 小さい方の3個はCDプレーヤーの足?MCトランスの架台?

 テクニクスの穴あけした大きい方は、、、プレーヤーと質感を合わせたシェルキーパーがカッコいいかな。