音遊び~オーディオのブログ

 ガレージで楽しむ古めのオーディオ

Acoustic Solid Solid Machine その6 オーバーハング合わせと音出し

 Solid Machine で音を聴いている。

 導入から1年以上経過。

 Slid Machineのネタは金属加工ブログ、設置ブログ、組み立てブログと「間接オーディオ」だった、トーンアーム取付とその使いこなしの準備もとうとう終了、「音遊び」に戻れてうれしい。

 

 アームを取付けて本格的に使い始める前に高さの再確認、オーバーハングの調整と合わせをやっておいた。

 奥に取り付けたAC-4000MCはストレートパイプにカートリッジを付けて指定の13mmに調整。ストレート1本しか持っていないのでこれで終了。高さは柱をだいたい合わせておいたのでアーム側の高さ調整で良く聴くレコードで微調整すればよい。

 ロングアームで使ってみたいカートリッジはそれほど多くないのでS字パイプは要らないけどストレートはアレとコレ2本追加で欲しいけどなぁ、今では気軽に買えなくなってしまった。

 

 他の2本のアームはS字パイプを使うのでシェル付。調整ではなくシェル付きのカートリッジを使いまわせるようにするための、アーム取付を微調整して「合わせ」ておく。

 それぞれのアームの仕様の実効長は少し変わってもいいテキトーな数値としてしまい、自分勝手に使っちゃう!という、オーディオマニアが眉をしかめるような事なので、お勧めはしない。

オーバーハングとアーム高さの最終調整

 今回の手順は

 準備

 標準機とするシェル付きカートリッジを決める。性能はどうでも良いのでいくつもある安価な物から今回はテクニクス270Cを選んだ。標準機という言葉が一番似合うと思うし。カンチレバー曲がりを修正した物なので、折っても惜しくないし、音は出るのでそのままケーブル繋いでの音出し確認もできる。

 手順1

 メインで使っているSL-1015のEPA-500に時々使うS字パイプの250を取り付ける。シェル付きのカートリッジの多くはこのアームに合わせてオーバーハング15mmになっている。標準機のオーバーハングが正しい位置になっている事を確認。

 

 手順2

 Solid Machine のDA-307に標準機を付ける。指定オーバーハングは14mm。その数値になるようにアームの取付位置を調整。シェル/カートリッジの取付は変えない。

 高さを確認。元々のオルトフォンアーム用の柱では全然下げきれない。10mm低い柱にしてOKだが、いっぱいに下げるとかなり上向きになり、そこまで下げる必要はないので作っておいた3mmのスペーサーで少し上げておく。

 

 手順3

 AC-3000MCに標準機を付ける。指定オーバーハングは15mm。以下、同じ作業。

 

 こうしておくと、あーら不思議?

 これまでEPA-250で使っていたシェル付きカートリッジをSolid Machine のS字アームにセットする時にオーバーハング調整がいらない。

 

 実効長を変えることになるので厳密には針先の軌跡は変化する。トーンアームの仕様では諸々の寸法をミリ単位で指定してあるが、取付穴寸法は遊びが大きい。数値のズレの影響を考えると、最終的にオーバーハングを合わせればOKという事だと勝手な解釈をしている。

 神経質なカートリッジだとオーバーハングが2ミリ程ずれただけで内周で音が濁る等あるけれど、このやり方ならオーバーハングは合っていて、実効長が変わっただけなので、経験上問題ない。

 どうしてこんなテキトーな考え方をしているかというと、SL-1015を2機使っていて、その2機で1mm程オーバーハングがずれるので、アームをずらして合わせたことがあるから。小難しく考えるならアーム取付位置を仕様の数値に正確に合わせるべきだろうけど、製品購入して1台を使っているならそこは疑わないでしょ、普通。

 天下のテクニクスでも製品のバラつきはあるものでアーム取付穴径は2ミリ大きい。組付け時にそれくらいの誤差は出るけど問題ない、って事だよ。

 

 Solid Machine のアーム取付方法だと1本のネジを緩めてアームベースを回転させるだけでずらせる。結果、アームを戻した位置での角度が気になるほどずれたなら高さ調整を緩めて回せばよい。

 

 キャビネット型のプレーヤーだとマニュアル機でも取付位置ずらしによるオーバーハング対策はやりきれない場合も多いだろうし、オート機ではほぼ無理だろう。

 偶然に調整なしでEPA-250と合っているサンスイFR-3060、サブシステムから外せないなぁ。

Slid Machine トーンアーム装着後

 ケーブルはDA-307は純正、他はとっておきのオーディオクラフト。MCトランスの入力が3系統切り替えでき、バイパスもある。これまで以上にカートリッジの比較はやり易いだろう。

 とりあえずS字アームにもカートリッジを付けてみる。デンオンは簡単、使いやすい。昔取った杵柄でオーディオクラフトの調整手順も特に戸惑いはない。

 

 音質は良い!プラシーボが充分あるのでとてつもなく音が良い!

 って、ターンテーブルの音の違いを実感している訳ではないな、これは。

 初めてロングアームで聴くMC30は良い音だけど、これまでも良い音だった。実際のところ耳が付いていっていないのだろう、ここしばらくは真剣に聴きこんでいなかったし、アームもカートリッジも音の良い物を付けてるわけだしね。

 

 MC30でオイルダンプを変更してみる。音の変化が解った、良かった。。。

 40年も前、使い込んでいた時はいつもと少し音が違うとチョイとダンピングを変えて「よしよし、いつもの音になったぞ」などと当たり前にやっていたのだが、加齢で衰えた聴覚でどこまで解るのか実は不安もあった。

 やっと音を聴いたけど待ち時間が長すぎて感動は薄い、が、今後に期待だ。