これまでに使ってきたプリアンプはパワーアンプの1/5程度ではないかと思う。
スピーカーから出てくる音を聴いて好き嫌いを判断する場合、パワーアンプの方がプリアンプよりもはるかに大きく音質を左右する。それが使用したプリアンプの数がパワーアンプよりはるかに少ない理由で、おそらくは多くのセパレートアンプを使う人が同じではないかと思っている。
本格的なプリアンプは真空管(世代じゃないですよ、聴けなくなる前に聴いておこうと思って、です)のLUXKIT A3032に始まった。今はこの40年以上前に組み立てたキットアンプと半導体の最新鋭(当社基準による)テクニクスSU-A7000を併用する二刀流がメインシステムになっている。オーディオを始めて一応の満足感を得た時代の音と現在進行形の音の両方を自分の物にしておきたいという我儘だ。

最新鋭といっても1990年代初頭、一般的には充分に古い機材となる。その後はオーディオ冬の時代になってしまい、機種も少なくこだわりも無くなっていくし、良さそうな物はとんでもなく高価(に感じる)な物になってしまい私の感覚では購入できない。
サブシステムではプリメインアンプを主力としセパレートアンプは使わない事にしていたのだが、レイアウト変更を機に「サブ的なセパレートアンプ」を使い始めてしまった。
この「サブシステムのプリアンプ」としてちょうど良いのを選ぶのが難しい。
プリアンプの話 レコード用サブがちょうど良いの範囲が広すぎて選べない - 音遊び~オーディオのブログ
当初はハーマンカードンCitation21、これをつい買ってしまった事からサブシステムでのセパレートアンプが始まる。
一時的にメインシステム用の予備機ケンウッドL-07CⅡを使いナカミチCA-50Ⅱへ、そしてハーマンカードンへ戻し、、、、、
セパレートアンプゆえにパワーアンプも入れ替えながらなので「これっ!」と決める事が中々できない。
どれもそれぞれに良さがある。メインのSU-C7000よりも古くA3032より新しい音がする。
そしてどれにも不満がある、音質だけではなく機能や使い勝手がサブシステムにふさわしいかどうか?だ。
この用途だとハーマンカードンは実力機だとは思う、が、普通だし機能的に少々新しい。メインシステムの予備機として持っているケンウッドは音がテクニクスと共通する部分が多すぎる(個人の感想です)し、サブとしては高級だ。
プリアンプに特定の音のキャラクターは無い方が良いと思っている。ジャンルを気にしないで気楽に聴く私にはサブシステムでも「音粒が細かい」や「解像度が高い」は重要だが、「低音の力感が」とか「ブラスの輝かしい響きが」などの強調された表現力は邪魔になる事も多いのだ、そこはこれまた複数併用するカートリッジやスピーカーが受け持つので。
その条件を満たしてメインシステムを音でも価格でも「上回る事のない」もので、レコードを気軽に聴くのに適した機能。。。
手放してしまったものの中ではダイヤトーンや、アキュフェーズの下位モデル等はちょうど良かったのかもしれない、とは思うのだが、、、
単なる我儘ですねぇw