宇多田ヒカルが初のベスト盤を発売。
以前のCDは大体持ってるので買わなくて良いと思ったけど、SF好きなんで『SCIENCE FICTION』というタイトルと、3曲を再レコーディングという本人カバーへの期待もあって、ポチッとな。。。
今も現役、CDなんてもう売れない時代といわれても、アルバムを出せば結構な枚数売れる(買うのは多分私同様のオジサンたちw)
最初のアルバムの都市伝説。
ラジオを聴いていたら今回のベスト盤にちなんで宇多田ヒカルの特集をやっていた。 『First Love』ではCDのプレス工場によって音が違うというアナログレコードの本国生産とライセンス生産みたいなことがおきているのだそうだ。日本では爆発的に売れ、生産が追い付かなくていくつもの工場で生産したから、というCD全盛期の大ヒットアルバムならではの出来事で現在の販売数ではありえない事らしい。当時東芝EMI所属なのだが、コロムビアやソニーで製造したものがあり音質が微妙に違っているそうで、都市伝説は本当の事で、もう都市伝説じゃなくタダの伝説。
興味ある人は検索すると色々と情報が出てくる、その情報をもって中古ショップを捜し歩くというのも良いシュミかも?
『First Love』はアメリカでアナログ盤(少し前は海外版が普通に安価で買えた)もあった。カートリッジを替えればCDのプレス違い以上に音が変わるのでプレス違いでCD揃えるほどにはこだわりがない。
宇多田ヒカルはもろにCD時代の人、同時期のMISIA同様当時アナログ盤の設定がほとんど無い。近年アナログ盤で再販されるけど、全部そろえるのもなぁ、、、CDでも良い音なので、気に入ったアルバムだけを気がむいたら買う程度。UAは当時のアナログ盤があって(案外と安価、人気ないのかねぇ)今聴いてもCDよりも好きな音なのだが、、、
さて、今回のCDはベスト盤なので聴きなれた曲ばかり、統一感は無くじっくり聴くのなら過去のアルバムの方がいい。視聴用音源としては昔のCDを1枚とおして聴く方が評価しやすい、と、思ったけど、DISC2の1曲目「traveling (Re-Recording)」はCD2再生初めにポンッと良い音が出てくる、この1曲は試聴用音源としてこれからも使いそう。
まだ若いオリジナル版のヴォーカルも良いけど、今回の落ち着いたヴォーカルも良い。今も第一線、衰えを感じないというのはいいね!
そしてアナログ盤、湯川潮音。
こちらは2006年メジャーデビューアルバムのアナログ化。
湯川潮音を聴き始めたのは2010年頃、遡って良く聴いていたアルバムなので今回のレコードはうれしい。2002年頃からインディーズでCDが発売されていてその頃のアルバムでエンヤのカバーをしていて、それは特に印象に残った。その盤のアナログ化も期待したいけどカバー曲があると難しいのか?
坂本美雨も同時期に良く聴いていたけど、そちらもレコードが出て来ないかなぁ?
2010年前後はオーディオはまだ復帰間もなくでCDが主体だった、仕事で車での長距離移動が多く、夜の深~い時間の高速道路でよく聴いてたんだよなぁ。この時代の好きなアルバムが何枚かあるんだよね、CDでも聴けるけどゆっくりとアナログで楽しみたい。
最近のアルバムではアナログ盤も同時発売とか増えてきて嬉しい事なんだが、よく聴いていた当時のアルバムをレコードで欲しいんだよねぇ。
宇多田ヒカルのベストはレコードが後追いで出るかね?でもベスト盤だからなぁ、懐具合によるな。