知人に「残ってるCDを全部処分するけど、欲しいのが有れば持っていきますか？」といわれて、４枚頂いてきました。
彼はオーディオ好きではなく好きなジャンルはヒップホップとレゲエ、好みのジャンルが違うので、、、いや、そこをたくさんもらってきて聴きこむというのもアリだったか？？？
宇多田ヒカルの日本デビュー前の１枚、相川七瀬を１枚、山下久美子の持って無いヤツを２枚。
聴いた事のない曲も多いので楽しめちゃう。新曲ですね。
特に山下久美子の２枚は1993/4年のアルバムなので、レコードの時代とは音が違う。 曲はレコードの時代、デビュー後初期のスローテンポな曲が好きだけど、それがCDになった物は残念な音なので、CDで聴くなら今回頂いてきた新しい（当社比w）物の方が音が良いな、と。
宇多田ヒカルは「First Love」以前の歌声。
今も現役だし、CDで色々聴いていて好きなんだけど、ちょうどCD全盛期でアナログレコードが少なくて最近になってのアナログ化ばかりなのが残念。
２５周年を迎えて来年はベスト盤が出るらしい。好きな曲はアルバムでだいたい持ってるはずだけど、、、買っちゃうんだろうな。
そしてこちらは本当に新しい曲。
YOASOBI。配信ではなくCD。聴くだけならYOUTEBEでいいけどタダ聴きばかりだと貢献できない。じゃあ配信で買えよ、その方がCDよりも曲も色々あるぞ、って事だが実体があることに価値を見出す世代なもんで。
歌詞に思い切り感情移入できる若さはすでに無い（苦笑）けれど、過ぎ去った昔の記憶が残ってるのがオジサンの良いところ、いいなあ、と楽しめてしまう。
初期の曲の方が好きで特に「群青」は凄く良い。ファーストテイクでもガチに歌っちゃうしライブ映像でも良かった。
もっというならそれ以前、バンドのヴォーカルの「ikura」ではなく「幾田りら」としてテレビの「音楽チャンプ」に出たころから歌声が好き。最近ではスカパラのライブにヴォーカルだけじゃなくトランペット奏者としてゲスト参加したり、なんだかすごい人になっちゃってる。
個人的には好きな曲はスタジオ録音での「めいっぱい上質」な音がいいけど、生歌でもこういう上手さってのは本物なんだな。最近のライブでは周りにも大人数いる（音楽業界に詳しくない私は知らない人ばかり）し、こうやってたくさんの人が音楽で生きていける形に成長したのは良いね。
CDの音造りもダイナミックレンジをとって透明な声を生かしていて、最近多いガチャガチャした音の多いものではない。
音質自体は３枚目が良さそう、１曲目のアニメ「葬送のフリーレン」の主題歌「勇者」はアニメのストーリーに感情移入すると切ない。この曲と「群青」を聴きこんでどちらかを試聴用音源のひとつにしようと思ってる。オーディオ機器の評価で「切なさが表現できる音」っていうのは「新語」かも？(笑)
そういえば、Miletが歌うこのアニメのエンディングの曲も良い、そう思う人が多いんでしょう、第２クールも続投決定、来年にはニューアルバム発売らしい、どうしよう、、、、買う？
アニメがヒットするとラジオで主題歌が流れるのでそれで知る曲は多い。LiSAもAdoも、、、なんだけど、１曲聴いて終りにしちゃう。
あ、Adoは紅白で顔出しするとかしないとか話題だけど、もうこれからも顔出し無しで良いんじゃないかねぇ、スタジオ録音で凄い歌聴かせてくれれば。テレビでシルエットで歌ってるのを見たけど生で歌うと「ONE PIECE」のサントラＣＤの１曲目の凄さは感じなかったな。椎名林檎が曲を書いて話題になってたけど、たしかに「林檎節」に合ってる。
LiSAもAdoもパワフルで凄いと思うけど、オジサンは疲れちゃうんだよねぇ。
あのちゃんがテレビの番組企画で知ってる曲歌った時の声の出し方が好きで、本人は歌で負けたくないといってたからもっと歌って欲しいけど、、、好みのタイプの曲は歌いそうにないなぁ、残念だ。
YOASOBIの曲は仮歌をボカロの初音ミクで作っていてそちらもネットで見つかるのでいくつか聴いてみたけど、人の声の方がまだまだ偉大だ。
でも、初音ミクもどんどん進化してるんでしょ？
オーディオでの再生も生声ではなく機械の音だからねぇ、ボカロの声に切なさや悲しさを感じるようになるんだろう。他にもボカロは何人もいて人の声をサンプリングしたボカロはもっと自然だというし。設定というか使いこなしで既にもっと上手に「歌わせる」事はできるけど大変だから今はまだ人に歌わせた方が早いだけ、、、だったら嫌だな。
もう、知っている人の曲だけ聴いていても一生遊べちゃうと思ってたけど、時々好みのが出てくるんだよねぇ。数年後にはAIヴォーカリストにハマるか？
