1974年に49000円の中級機。
FT-420の音が気に入っているので、前モデルの機種を見つけて買ってしまった。雰囲気の気に入っているテクニクスと同時期の物にLo-Dの音があればサブシステムBGM用ベストチョイスだな、と。
テクニクス チューナー ST-3400 - 音遊び~オーディオのブログ
店頭ではジャンク扱い動作未確認。汚れているものの電源を繋いで確認すると選局ダイヤルをグルグルすればメーターが振れる、ランプ切れなし。
まあ、大丈夫。。。たぶん(笑)
持ち帰って、まずは音出し。
普通に使える。あたりですね。
カバーを開けて掃除。
カバーは木製、テクニクスと違ってほぼ密封状態なので中は綺麗。金属の半固定抵抗には黒ずみが出てきているが、、、問題なく動作しているので触らない、酸化防止剤を軽く塗布しておいた。
コンデンサーが液漏れしている様子もないし球切れも無いので、あまり使ってなかったんでしょう。
使い勝手向上のために例によってF端子取り付け。
軽く掃除しただけなのにRCA端子が腐食が無く綺麗、メッキが良いのか?品番の表記はプレートだし、この時期の物はコストかかってるね。
音は色付けのない音を目指して、、、との情報があるとおりFT-420と同傾向のすっきりしたクリアーな音だけど、厚みが少なくやや高音域に粗さがあるかな。テクニクスのカマボコ型と比べるとフラットでワイドレンジ、なかなかいいぞ!と、パイオニアF-26に切り替え比較するとだいぶ音が甘くナローレンジだと良く解ってしまう(笑)
まあBGM的にFMを楽しむには充分です。
4連バリコンだが感度は充分良いし、PLL無しでも選局後に時間が経過しても音が出なくなるほどのずれは無いので実用上問題なし。
なぜかAMの感度が結構良い、もうすぐ無くなっちゃうAM、今のうちにたまには聴いておいた方がいいかな。車での長距離移動中深夜放送をたまに聞く(聴くではない)と面白かったりするんだよね。
暑くなるこれからの時期、青く光るのは涼しげで良いねぇ、雰囲気を味わうオーディオ。