買うならマイナーチェンジ後のA-UK3Ⅱかな?と、思ったけどスペックはほとんど変わらず、単なるマイナーチェンジだろうからどっちでもいいや、と思っていたらハードオフで見かけてつい買ってしまった。

パイオニア S-UK5-LR サブシステムに追加 - 音遊び~オーディオのブログ
このアンプを積極的に探していたわけではないが、サブで使っているUKシリーズのスピーカーが好印象なので大きな失敗にはならないだろう、ならないと良いなw
それほど高価ではない、同じような物ではデンオン、マランツ、ティアックの方が中古相場は高いと思う。
1993年45000円。なのだが、トーンコントロールを排したシンプルな構成なので実力は「5.9.8」かそれ以上。オーディオ冬の時代、爆発的に売れたわけではないが後継機としてA-UK3Ⅱ(1997年)に続くのでソコソコの需要があったのだと思う。
他社製同クラスは入門機だが、UKシリーズはコンセプトがハッキリしている。ピュアモルトシリーズのスピーカーもだがパイオニアは「ガチオーディオ」から少しずらした印象の製品ラインナップが上手いと思う。面倒なオーディオマニア((笑))は対象外。
こういうシンプルな物が売れてたのは良い事だ。
スペックは大したことはない。8Ω負荷で30+30W。1996年追加発売の弟分のA-UK1(35000円、35+35W)よりも数値上は劣る。A-UK3Ⅱになっても出力は大きくならない、ある意味、とっても潔い。
シスコンブームの安価でバカでかいスピーカーを鳴らすわけではない、小型スピーカーなら昨今の低能率スピーカーでなければ片チャンネル30Wでも充分。
LUXKITのA802のような片チャンネル15W程の物でも手堅い物であれば楽しめてしまうので、こういう割り切った機材は好きだ。
フロントパネルはシンプル、下側は扉の様に見えるデザイン上のアクセントで開かない。トーンコントロールもないし、スピーカーのA/B切り替えもない。
入出力も一般的だが、スピーカー端子は2系統、これはバイアンプ駆動用でターミナル表示は下が低域、上が高域になっている。
カバーを開けようとネジを見ると、銅メッキ!
やるなぁ、と思ったら後ろ側だけで横は普通のネジでした(笑)横に2個、後ろはスピーカー端子固定兼用で1個、向かって左に1個、右にはACソケットがあるので2個。
ポイントを押さえて強度を考慮しつつ最小限。

音は出ているけれど、いつものように内部を掃除。
埃はあるものの綺麗、さすが高年式(充分古いけどw)
パワーアンプ出力段はシングルP-P、ICじゃないんだねぇ。調整用の半固定抵抗はバイアスかな?
DC漏れを測ってみたら全然問題なし、特に調整はせず。

DC漏れ計測時に気付いたのだが4個の赤い光が見える。以前オンキョーのアンプであったような光伝送を使ってるのかな???
音出しに使ったスピーカーは当然S-UK5。
良い音だなぁ、綺麗で聴きやすい。ヴォーカルの余韻が煌びやかに聴こえるのはスピーカーの個性だろう。耳障りな音がなく、さりげなく音楽を流してくれる。

いつも試聴に使う1980年頃のレコードや、高音質で知名度の高いジーナラドウィックのCDなどではサブシステムの主力プリメインアンプ(概ね10万円以上のクラス、今はパイオニアA-150D)と他のスピーカーとの組み合わせと比較すると量感とか迫力では劣る。
トーンコントロールは高級機だと「ラインストレート」「トーンバイパス」などのスイッチがあるくらいなので、元々ついていないこのアンプでは配線の引き回しもスイッチの接点も元々ないからその点のメリットは最大だろう。他の機材の配線接続中にFM放送を流していたらDJの声が生々しい。安価なアンプだからこそ欲張らないで良い結果を狙ったと思う。
で、粗探ししない音楽を。
車で聴いている「YOASOBI」。これは良い感じ。明るくキレの良い音で、夏に聴くにはぴったり。ヴォーカル物はS-UK5の音に特徴があるのでアンプの評価に直結しないけど、低音も歯切れよく不足を感じないので、重低音が重要な音楽でなければ出力W数以上の実力。
YOUTUBEも面白いねぇ。ロカビリーバンド The Biscats - 音遊び~オーディオのブログ
先日YOUTUBEでハマった「The Biscats」のカバー曲のCDを入手して車で聴いていたのでそれも聴いてみる。ヴォーカルに不満はなく明るいノリの歌声が心地よいが低音の量感が欲しいな、車の中だと少し音量を上げれば音が充満するし音質を求めてもいないので不満はないんだけど。解像度とかスピード感はそれほど重要じゃない感じの曲なのでヴォーカルの透りが良い1970年代の音で良さそう。メインシステムの配線終わったらエレクトロヴォイスで聴いてみるかな。そもそもロカビリーがだいぶ昔の音楽だし、そうなるとアンプはソコソコ何でも良いとして(アンプの試聴記事なのにw)スピーカーはバックロードホーンとか、、、オンキョーM6か?ボンボンと元気に音が前に出るのが良さそう。今のスペースだと置けちゃうんだよなぁ、買わないようにしないと!
同じメーカーの同時代の同シリーズ、アンプとスピーカーのマッチングが良い。
今回CDも年代は新しいが同じくパイオニアのマルチメディアプレーヤー。
こういう「メーカーの音」の「弱点のなさ」を聴くと物足りないところは多々有るけれど、こんなに安価でも楽しめちゃう。
多くの機材揃えてとっかえひっかえして粗探ししなくとも、、、いや、それが楽しいんだけどね(笑)