友人が単身赴任を続けている。
これまではレオパレスで防音は皆無だったらしく、音楽を楽しむなどもってのほか。職場が変わり引っ越したのでレコードを聴けるように一組組んで設置してきた。
設置場所の問題も予算もあるのででかくて重い物ではなく、手元に有った物で気軽に使える１セットを。
アンプはマランツPM4001、ブラックボディにブロンズのノブは検索しても見かけないのでレア物っぽい、見た目はカッコいいと思うけど廉価モデル。PHONOポジションがあるのが選択理由。音は変に作っていないので個人的には好感が持てる。
スピーカーはインフィニティ、リファレンスONE。ヒットモデルのリファレンス10の後継廉価版といったモデルで10と同じく密閉型でユニットは同等品。音質は当時のこのクラスでは一級品。
レコードプレーヤーはサンスイのフルオート機FR-2080A、カートリッジは交換針の入手性を考慮してテクニクスEPC-270Cだが、針はオレンジ色、テンションワイヤー付の丸針の物（が付いていた）。ベルトドライブ時代の物だが、シンプルで使いやすい。
CDプレーヤーは友人の手持ちの格安DVDプレーヤー。
時代もメーカーもバラバラだが定価では総額１０万円超え。
期待の音は、というと、この部屋でレコードを楽しむには充分、CDの音はイマイチだがこれはプレーヤーが悪いな。
「今まではテレビとノートPCの内蔵スピーカーだったので音が出ているという感覚だったが、今度は音楽を楽しめる」と喜んでいた。
学生時代の安アパートで聴いていた頃を思い出す良い音でしたよ。
写真に写るレコードはテスト用に持っていたサービス品。楽しんでいただきたい。
