音遊び~オーディオのブログ

 ガレージで楽しむ古めのオーディオ

初めてのアンプ

 初めてのアンプらしいアンプはこのラックスキットの小さなパワーアンプという事になるでしょう。

 

f:id:OTOASOBI:20200118184216j:plain

LUXKIT A802

 1980年発売。このA802はその後マークⅡも出ていて、中々に人気が有ったという事でしょうね。その後、雑誌の記事を参考に少し回路をいじって流行りだした「擬似A級」にして、抵抗やコンデンサーの一部を高い(といっても1個20円とかじゃなかったかな)オーディオ用に替えたりしました。

 音は凄く良いというわけではないでしょう、でも5万円以下のプリメインアンプよりは良かったかも。比較的能率の良いフルレンジ1発で使っている分には大きな不満は無く、周辺機器を変えるたびに音が良くなっていくのは充分に堪能できました。ヴォーカルだけは友人のより良いな、とか、自分なりに納得はしていて、きっと好きな音だったんでしょう。

 

 致命的な不満が無く故障もしないから次が中々買えなくて、その一番の理由は高いものを欲しがるからなんですが、各社のパワーアンプの新製品を横目に見ながら改造しつつ、なんと!4年も主力機として使ってしまう。

 その後はサブアンプとして当時始まったサラウンドのリア用にしたり2年ほど使いました、安い買い物だったなぁ。

 最後は大学卒業するころ、顔は知ってるけどあまり付き合いの無かったその真面目な同級生が共通の友人をつてに「就職したらオーディオが欲しい」と相談してきて、試聴の上で自作のスピーカーのエンクロージャーと一緒に買ってもらったはずです。

 エンクロージャー共々すごく喜ばれて嬉しかったけど、寂しいとも感じたのを覚えてますよ。

 

 これ以前は親戚にもらったレシーバーの外部入力につないでレコードを聴いてました。型番も覚えていないその古いレシーバーはフォノイコライザーが無く、おそらくは店舗でラジオと有線放送を聴くための物だったのではないかと思います。イコライザーソニーのラジカセ用。

 イコライザーもアンプとするなら、こっちの方が先ですが、「アンプ」という感じの代物でなくソニーのレコードプレーヤーを買ったときに一緒に買った9Vの電池で動く小さな物です。

 懐かしいなぁ、今どきそんなことやってレコード聴いてる子供がいたらハードオフでアンプ買ってあげちゃうと思う。いや、その後の成長に期待して、見守るかな、友達になりたいけど、今はネットがあるから「色々教えてくれる口うるさいおじさん」はいなくても良いからねぇ。

 

 アンプを「増幅器」とすると、このラジカセにもアンプは入ってたし、もっとさかのぼると、おそらくマイキットという名前だったはずの(電子ブロックの前身)に多分「拡声器」があって付属のおもちゃみたいなマイクで話すと少し大きな声がでる、というのを作ったような記憶が。。。曖昧です、もう捨ててしまってるし。

 次の電子ブロックには確実に拡声器の回路があって作った記憶もあります。