ジャンク屋さんで見かけて買ってきてしばらく使っていた。
A-750は1983年に73800円、上位に118000円のA-950がある。
基本A級動作で、ハイパワーが必要なときはAB級という事らしいけれど、私の使い方だとそこまで大きな音は必要ないので実質A級アンプという事になる。
よく覚えていないけれど写真の真ん中あたりにあるオレンジ色のボタンを押すとA級動作だったような気がする。切り替えたら音の違いがはっきり解るのでずっとそのままで使ってたような記憶があるけど、違ってたらごめんなさい。
天板は結構熱くなるので、キチキチにラックに入れて使う場合は注意が必要だと思う。
ケンウッドのミニコンポのレシーバーにもA級切替ボタンが付いているシリーズがあって、こちらは今もパソコン用に使っている。好きなんだね、こういうのが。
デザインはごちゃごちゃしていなくて使い易く、この時代の標準的なブラックフェイス。オーディオから離れていた時期とはいえ、全く知らなかったからあまり売れていなかったんじゃないかと思う。ソニーの333やサンスイの607のクラスかな、ライバルが強力で有名。
音質はプリメインとしては気に入ってました。まだアナログに戻る前で主にCDで使ってましたが、今思うとヤマハはプリアンプのC-2シリーズがイコライザーの音質が良い事で人気あったし、アナログも結構良かったんじゃないかと推測。
最近のアナログ復活でおすすめのアンプは?と聞かれたら無責任にお勧めする1台ですね。
上位機種にA-950というのもあったらしいけれど聴いたことは無い。
ヤマハのナナハン、持ってるんだよ。という、オヤジネタにも(笑)
安く買えたのに音が良かったので、セパレート中心になってからもヤマハのパワーアンプを買ったりもします。こちらは特に気に入った音はしなかったのですぐに手放しましたけど。
正直なところ、ヤマハはスピーカーもアンプもあまり良い印象が無く、特に一般に人気のあるモデルがどうにも好みに合わないのですが、いくつかの製品がなんとなく好きで、これはその中の1台。
A級動作は魅力だし中古価格が手ごろなことも含めて好きなアンプ。A-950の方なら綺麗なの見つけたら欲しいかな。