音遊び~オーディオのブログ

 ガレージで楽しむ古めのオーディオ

ヤマハ NS-10MM ミニモニ 2ウェイスピーカー

 NS-10M、ミニミニの愛称で人気が有る。

 

 1996年に18000円 9Cmウーファーの2ウェイで、能率は88dbと低い、いや、この時期のこの手の物では標準的か。

 

ヤマハ NS-10MM

 購入動機は綺麗で安かったから。パソコンのディスプレイを15インチから17インチ(4対3の時代の話です)に変えたらデスクトップのスピーカーを少し小さくする方が良いと思い、モニター用にそれまで使っていたコーラル4B-1AVより少し幅が狭いというのが魅力だった。

 購入してすぐに4B-1AVは売却。

 

 が、しかし!1か月もしないうちに後悔する。そして半年もしないうちに4B-1AVを再購入してエッジを交換し、、、、現在に至る。

 9Cmウーファーの安価な2ウェイよりも、真面目なフルレンジの方が好きって事だな。

 

 ミニモニは解像度はソコソコある(小さなスピーカーは概ねそうなんだけどね)と思うが、響きはない(モニターだから?)。小ささを生かしてデスクトップで使うと高音が安い音(安価なスピーカーだから当然)でうるさい、ソフトドームなのでキンキンした音じゃないのが救いか。

 では、と、離れて聴いてみたら能率が数値以上に低く感じ、高音が出てくるのでヴォーカルが相対的に引っ込んでしまい聴きにくい、低音が無いなら高音も減らしてくれないとバランスが悪い。

 卓上でゲームをやるときの電子音なら違和感ないのかも???

 

 元ネタのNS-10Mは小さなスタジオでモニターとして人気が有るらしいが、使っている人に使い方を訊いたらヘッドフォンで音を造りこんで、最終的にNS-10Mで音出しして音の広がりをチェックする(使い方は諸説あります、たぶん)そうで、音を楽しむようには作られていないが正確な音は出る、との事だが、、、ホント???

 そもそもNS-1000Mの音が好きではない、NS-100Mがヒットしている時もピンとこなかった、以前格安で買ってきたNS-10Mも掃除して即売却している。

 

 1970年代後半、モニタースピーカーが流行ってJBLヤマハは日米の人気ブランド。他のメーカーもやたらとモニターを宣伝文句にした製品が増える、概ねそれほど好きじゃない音(笑)

 モニター系で良いなと思ったのは古いエレボイ(セントリー500、特にモニターとは謳っていないけどね)だけ、あ、タンノイのニアフィールドモニターのピンポイントでヴォーカルが定位するのは面白かったけど。

 

 ヒットモデルのミニチュア版。なんちゃってスピーカーの音が良いわけないよねぇ。