パイオニアばかりでオーディオ用途なんだが、結構色々と使っている。
古くはプロモーションビデオのCD-V、今もCDのおまけにDVDが付いていたりする、持っていれば一度はみたくなるもんです。
現在使っているのはパイオニアDV-AX5Avi という定価は高いけど売れなくて半額で投げ売りされてたらしいモデル。
古くはCLD-9000(の、OEM機)
レーザーディスクは好きだったし、CDの日本発売の1982年よりも早く1981年からヘリウムネオンレーザーで映像記録のディスクを市販、アナログ信号記録だけど今の頭ではデジタルの方がスッと解りやすく、「アナログでビデオ信号を記録するって、どうやってるん?」と思ってしまう。一度は理解したはずなんだが。。。半導体レーザー以前の初期のモデルは秋葉原の店頭で見ても解像度などはともかく色がなんとも言えずヴィヴィッドで物欲MAXだった。
そのせいか、「光ディスク」に関してはパイオニアに先駆者のメリットが有るに違いない、という刷り込みができてしまう。
で、オーディオ第2期に入ってからも、DVDはほとんどパイオニア。安いモデルをテレビに繋いで使ったり、音質重視といわれるモデルをオーディオとして使ったり。
記録に残ってるだけでもDV-(以下DVは略)S9、SS747A、S5、S6D、800AV、610AV、AX5Avi、、、、他にもチョイチョイ使ってるはず。なぜそうなるかというと直せそうな格安中古を買ってきて、すぐに飽きるから(笑)
選んだモデルはどれもネット情報では音が良い、前機種よりもさらに音が良い、とか言われてはいるけど、S9に変われると思ったのはAX5Aviだけ。特にレガートリンクが復活する前のモデルは音がギザギザしていて耳障りで疲れる。映像主体なら気になるほどじゃないけど音だけで使おうとすると残念でしかない。それをごまかせるから中級機普及機ではレガートリンク付きの方が好みだ。本気で音質評価する物でもないけど、不況期に安く作った物は宣伝文句に負けてるものが多い印象。
S9はCDにT07HSLimitedを使っていた頃にデザインに統一感があったのと、オーディオと違って高級機でも中古が安い。販売開始時には音もCD専用機以上とも言われていてCD高級機程じゃないにしても安価なCDプレーヤーでは太刀打ちできない良さだった。フォーマットの自動判別に時間がかかるのが難点でディスク入れてから音が出るまでに「壊れたのか?」と思う以外は高級機だけあって重くて立派で所有満足度高し。基板いじってリージョンフリーにして数年使った。
アナログレコード中心にした頃にもういいや、と思い映像系無しのオーディオ時代に突入。
サブシステムを組むようになって、ライブ盤やオマケのDVDを観よう(ほとんど聴こう、だけどね)として、とっかえひっかえ、、、AX5Avi に至る。これもマアマア重い。
レガートリンクはPROになって、おそらくは07HSLimitedやS9の頃のアナログ的な回路と違ってデジタル処理だと思う。クリアーさが増して解像感も上回り自然さが増している。重箱の隅をつつくように高音質な音と比べればわざとらしさはあるけど、古い音源を気持ちよく聴くには良いのですよ。
で、AX5Aviはレガートリンクを「OFF」にできる。その時の音が中々の物でプレーヤーとしての実力も高い。
部屋で気軽に見るDVD用には610AVをずっと使ってる。あまり使わないからだろうけど、壊れない。ディスク挿入から動き出すまでの待ち時間は相変わらず長いがS9よりはだいぶ早い、動きだせばサクサク動く、パイオニアはみなこんな印象。一説では安価なモデルと高級モデルでは読み取りのメカを安価な他社製と自社製を使い分けていて、自社メカ製品は丈夫で壊れないらしいけど、真偽は未確認。
SACDも聴ける、画質も良いし音も良い、のか?評価する見方をしてないけど、不満が特にないのは良い事。
CD全盛期の古い物は状態の良い物が減っている、SACDの時代になると機種が少なくオーディオ専用機に予算内で欲しい物が少ないのが残念だ。