パイオニアのA-0012をカートリッジ遊びに便利に使っているがもう少し新しい年代の音も使ってみたい、CD全盛期になる寸前のA-200は良さそうだなぁ、、、、、という事で、買ってしまった。
結論を先に書いておくと、今回はハズレ。売主に交渉して返品済。
1982年、CD時代突入時のアンプで当時168000円。
アナログ全盛期1980年前後のパイオニアのアンプは今一つ人気が無かったと思う。レーザーディスクに注力していたから?それとも色が黒くないから?(笑)
一世代前のA-900よりも軽くなっているけれど、内部のレイアウトは大きく変更されていて、真ん中にトロイダルトランスをドンとおいて対称配置、シャシーは銅メッキ、この時期のトップモデルとしてしっかりお金かかってます。
手で持った時の左右のバランスも良く設置しやすい、持ちあげても楽しめるオーディオ。
完全動作品としてヤフオクで購入。動作品なので勝負ではなく普通に購入です。
これがねぇ、緩衝材のほとんどないずさんな梱包で到着したわけですよ。
輸送中にガタガタと当たっていたのでしょう、ボリュームノブの留めネジが緩んで空回りし少しグラグラする、リアパネルのPHONOのアース端子が曲がっている。。。
動作に問題なければ直して使おうと思い、ボリュームツマミの小ネジを軽く締めて音量調整できるようにして動作確認。ガリもなく問題なし、、、、、と、思ったらMCカートリッジで音が出ない。ここだけ輸送中に壊れるかぁ?????
直せそうではあるな、相手に逃げられたら修理するかな、老後に(笑)
返品交渉をしながら、MMカートリッジとCDで試聴。
200W+200Wとハイパワー、押しの強いゴリゴリ出てくる音ではなく駆動力充分で量感のある低音に柔らかく滑らかな中高音、これはパイオニアらしい音で良いけど、この時期に店頭で比較視聴すると存在感が弱いかな?縦に並んだ四角いスイッチのデザインはウケが悪かったんだろうか?
当初レスポンスの悪かった相手に運送会社にも状況報告しつつ強めの交渉をして返品可能となり相手に返送したが、梱包は手持ちの箱を使って丁寧にやり直した。修理できそうな状態だったけど、故障品の価格じゃないからねぇ。。。
相手が運送会社に補償させて金をもらい、運送会社に引き取られて保険事故品として廃棄処分、世の中からアンプが1台減った、とおもう。
こちらで丁寧な動作確認を行ったようなもので時間の無駄なんだけど、一応音が聴けたから良しと考えて、、、いやいや、やはり単なる面倒事。
最近は「当たり」の方が多かったが動作品をそれなりの価格で購入した方が不具合が多く、出っぱなしの動作未確認を勝負した方が当たるのは?????
格安品以外は返品出来ているので金額のマイナスが無いのが救いだけど今回はダメかと思った。危険度上がってるのかなぁ、しばらく冒険購入控えようかな。
売主の悪意の有無は断定できないが、故障を認識して酷い梱包で送る、又は動作確認が不十分なうえに梱包が酷い。オーディオを大量出品しているこのIDはブラックリスト登録しました。