音遊び~オーディオのブログ

 ガレージで楽しむ古めのオーディオ

 オンキョー D-77シリーズ

 第二期になってとっかえひっかえスピーカーを買っている。

 

 中でもD-77シリーズはエッジが切れていると格安だったので、愛用していた時期があり、気に入っていたのはD-77RXという1994年発売のモデル。

 

f:id:OTOASOBI:20200215104738j:plain

D-77RX 写真が暗い・・・

 このほか、ミッドレンジが12センチの物や、ホーンツイーターの物など使い、中古市場では「最後の3ウェイ」(1990年代に入りトールボーイが主流、このレイアウトの3ウェイは少数派になったのでこう呼ばれたらしい)として人気のあった最終モデルD-77MRXも使ってみたけれど、ボーカル好きな私には、音に厚みがあってやや暖かい音色のRXが一番しっくりした。

 

 ミッドレンジが16センチというのが素晴らしい。

 低音は強力で、併用していたパイオニアS-955Ⅲよりも重低音はやや劣るものの歯切れがよい。

 コーン紙は77シリーズではカーボンの時期があったりと年代で変更があるけれど、紙の時代以降のオンキョーはこの「バイオセルロースコーン」の時代が他のシリーズも概ね音が好きだ。

 

 この時期マルチアンプをやっていたので、このウーファーをシリパラで使ったデカイ自作スピーカーを計画し、傷物やジャンクをいくつも購入します。。。

 

f:id:OTOASOBI:20200215105157j:plain

エッジを張り替えたウーファー

 ウーファーは8個揃ったけど、結局頓挫。理由はもっと歯切れの良い低音のスピーカーを買ってしまったから。

 ミッドレンジまでエッジ交換してサブに使ったりしてたけど、結構な大きさなのでシステム入れ替えに伴い、結局パーツ含めて全部手版してしまいます。

 過程も楽しんでいるから良いんだけど、かなり無駄使いした(苦笑)。

 

 2020年の現在は中古市場であまり見かけなくなったけど、このクラスのスピーカーの中ではパイオニアS-180Ⅲと並んで今でもお勧め。