第二期になってとっかえひっかえスピーカーを買っている。
中でもD-77シリーズはエッジが切れていると格安だったので、愛用していた時期があり、気に入っていたのはD-77RXという1994年発売のモデル。
このほか、ミッドレンジが12センチの物や、ホーンツイーターの物など使い、中古市場では「最後の3ウェイ」(1990年代に入りトールボーイが主流、このレイアウトの3ウェイは少数派になったのでこう呼ばれたらしい)として人気のあった最終モデルD-77MRXも使ってみたけれど、ボーカル好きな私には、音に厚みがあってやや暖かい音色のRXが一番しっくりした。
ミッドレンジが16センチというのが素晴らしい。
低音は強力で、併用していたパイオニアS-955Ⅲよりも重低音はやや劣るものの歯切れがよい。
コーン紙は77シリーズではカーボンの時期があったりと年代で変更があるけれど、紙の時代以降のオンキョーはこの「バイオセルロースコーン」の時代が他のシリーズも概ね音が好きだ。
この時期マルチアンプをやっていたので、このウーファーをシリパラで使ったデカイ自作スピーカーを計画し、傷物やジャンクをいくつも購入します。。。
ウーファーは8個揃ったけど、結局頓挫。理由はもっと歯切れの良い低音のスピーカーを買ってしまったから。
ミッドレンジまでエッジ交換してサブに使ったりしてたけど、結構な大きさなのでシステム入れ替えに伴い、結局パーツ含めて全部手版してしまいます。
過程も楽しんでいるから良いんだけど、かなり無駄使いした(苦笑)。
2020年の現在は中古市場であまり見かけなくなったけど、このクラスのスピーカーの中ではパイオニアS-180Ⅲと並んで今でもお勧め。