音遊び~オーディオのブログ

 ガレージで楽しむ古めのオーディオ

JP-501 JP-701 ターンテーブルシート PL-1250 パイオニア 

 ターンテーブルシートで音は変る。

 

 が、どうしてもこれというものでもなく、気に入ったらなんとなく使い続けているという程度にしかこだわりはない。

 ガラスやセラミックなどのハード系が出てくる前からずっと使っていたパイオニアのJP-501,これは第一期に購入したもののわずかに外径が大きく、テクニクスのSP-15に乗らずに周辺を不細工にカットして使っていた。このブチルゴム系のシートがS/Nが良く感じて好きだ。

 ガラスは使ったことがあるが、スタビライザーを乗せてもレコードの平面度に拠っては無意味だし硬質な音は嫌いではないけれど、音が軽い感じがするのですぐに友人のところに行ってしまった。もしかするとマイクロのバカ重いターンテーブルとかだと軽い感じにならないのかもしれないなと思いつつ、「マニアにならない」ように常日頃から自分を戒めている私は遥かな上の方は見ないことにしている(笑)

 

 つい先日、通りすがりのハードオフのジャンクコーナーでパイオニアのPL-1250というレコードプレーヤーをみつけた。

 以前所有した事があり、付属のカートリッジ(確かPC-330)欲しさに買ったのに、中々に良い音なので簡単にメンテナンスしてしばらく使っていた。その後分解して部品として売却。

 この時にターンテーブルシートの材質がJP-501と同じなのでは? と思ってヤフオクでJP-501を購入し、見た目と質感では同じゴム、としか思えない。

 記憶に自信が無いので比べたくて購入したJP-501は現在の主力レコードプレーヤー以外を使う時しか使わないので、かなりな無駄使い、好奇心はお金がかかる(笑)

 

 PL1250、ターンテーブルシートが欲しかったので、購入してすぐシートだけ取って本体は買取してもらった。カートリッジがあればもっと良かったけどなぁ、贅沢は言うまい。

 お姉さんに白い目で見られる事は無く、にこやかに対応してくれたので、こういう人は案外と多いのかも?

 

 これを丁寧に洗って、「純正シート+オヤイデの1mmブチルシート」と交換する。

 

 

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 PL-1250のターンテーブルシートとオヤイデの薄いシート

 

 

 

 

 現在同じレコードプレーヤーを2台使っていて、1台はPL-1250シートを使っているが、もう1台はオヤイデを乗せてみたり、やや硬いゴム系のケンウッドの物(これもぴったり嵌る、何用かは忘れた)を使ってみたり、まあ特に不満もない。

 

 が、同条件にしておいた方がカートリッジの聴き比べには便利だろうと思い、探してはいた。

 

 最近ではPL-1250もヤフオクでソコソコの値段になるので、シート欲しさに競るのもなんだかなぁ。それに、だんだんとこのターンテーブルシートの存在が知れてきているのか、純正ではないシートで出品されていることも多い。

 丸ごとヤフオクで買えば送料もかかるし不要な部分が売れるとも限らない、格安で買わないと意味ないなぁ、と、半ばあきらめていたら見つけたわけです、そんなもんだよねぇ。

 

 極上品ではないけれど、性能には問題ないでしょう。

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PL-1250用ターンテーブルシート EP版対応が使い易い

 

 

 JP-501/701 との大きな違いは外径がわずかに小さいので外周に段差のあるSP-15のターンテーブルにキッチリ嵌る事、そしてEP版対応。時々しかEPは聴かないのだけれど、取り外すときにこの溝があると使い易い。無い方が音質的には良いんだろうなと考えてはみる。

 が、私は純正とこのシートの音質の差なんて真剣に聴かなければ判らない程度、同じ材質ならこの溝の有無の音質差なんて私にはわからない自信がある!(笑)

 

 たまには行ってみるもんだな、ハードオフ。JP-501/701をヤフオクで買うよりだいぶ安く、PL-1250用が入手できたので良い買い物だった。