スピーカーは今は複数並行して使える環境だ。
カートリッジと違って、マイベストは決めていない。アナログ全盛期とCD全盛期の2つの年代のフロア型で気に入ったものを並行して使用中。しいて言うならCD時代の物が音質では現在のベストかな。音色ではアナログ時代の物の方が好きだ、これはここ何年かで、改めてレコードを聴く時間が増えたからだと思う。
入れ替えの大変な大きさと重量なので、どちらも長く使うつもりでいる。
ほかにサブスピーカーとして、小型の物をいくつか使っているが、これは時々入れ替わる。
そして、使い始めて40年を超えたフルレンジ、これは原点の音として時々聴く。
高音質を求めてあれこれやっていると、聴くたびに「この音がもう少し」などと、アンプを変え、スピーカーを変え、カートリッジを変え、またアンプを変え、スピーカーの角度を少し変える、、、、、、時々、楽しくなくなる。
そういう時に、この最古参のスピーカーの音は「思い出バイアス」が深い音色で、曲を楽しませてくれる。帯域や特性がすべてではない。
音の出口、スピーカーを換えると音が変わる。カートリッジはその性能を生かし切れるトーンアームが無いと正しい評価はできないと思っているけれど、スピーカーは部屋の環境やアンプなどの他の機材の影響も受けるが、ユニットから出てくる音が気に入らない物はどんなに使いこなそうとしても気に入ることはない。
なので一聴して「良いところ」を感じない物には手を出さないことにしている。
している。・・・のだけれど、エッジ交換の記事を書いた時にも触れているが、16センチ2ウェイは気軽さと音質のバランスが最も良いと考えているので、良さそうなものを見つけるとつい・・・・・
1万円程で買える中古カートリッジをとっかえひっかえして遊ぶような事なのだけれどカートリッジよりもデカイので置き場所が、ねぇ。
程々にしよう。