610といえば名器と名高いロクハンスピーカーユニットP-610です。再販される前、アルニコモデルの販売終了が決まった時に買って使ってました。日本の家庭の「ステレオ」の原点といっても良いでしょう!
それじゃない。
ダイヤトーンには1950年代からのロングセラーP-610にあやかったのか、はたまた古くなって価格が(多少値上がりしてるみたいだけど)格安となったP-610の「お手軽ですよ」にあやかったのか、610という品番が他にもある。
今回のこれはパワーアンプ、DA-A610。
オーディオヘリテイジには情報が無く、多分前機種だと思う外観そっくりなDA-P600というのがあり、1978年に35000円となっている。
セパレートの入門クラス、お手軽価格のシステムコンポ用かも?セパレートである事が拡張性を感じさせてくれる嬉しい商品。
プリアンプも一緒に売っていたけどやめておいた。
メインシステムのサブアンプにちょうど良いかな、と。
で、このDA-P610は、8Ω1KHzで65W+65Wとフロントパネルに記載、おそらく4万円以下と考えると立派なもんです。
音は可もなく不可もなく、これくらいあれば出力の余裕はありますね。能率の高くないスピーカーでもソコソコいけます。が、リファレンスと比べると低域の力強さは今一つ、、、比べちゃいけません!
ダイヤトーン、良いブランド名だと思う。硬質で澄んだ音がしそうだ。
車も含めて質実剛健だけどダサくゴツいイメージの三菱グループ(失礼だな、ごめん)の小さなプリアンプ(高い方のヤツ)持ってるし、同じく小型なチューナーもあるし、以前プリを気に入って長い事使っていたし。でもスピーカーはP-610以来あまり使ってない。P-610の良いところは解るけれど、実のところ良いなぁとは思っていない。
スピーカーで有名なブランドだけど気に入っているのはアンプなんだよなぁ。しばらく楽しもう。